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看護師 辞めたい

看護師さんが辞めたいと思う現状

日本医療労働組合連合会が作成した2014年の看護職員の労働実態調査の報告書によると、3万2千人の全国の看護師さんからアンケートを回収し、その離職意識を調査しています。

それによると、「あなたは仕事を『辞めたい』と思うことがありますか」という設問に対し、「いつも思う」と回答した看護師さんは19.6%、「ときどき思う」と回答した看護師さんは55.6%であったそうです。つまり、75.2%の看護師さんは「仕事を辞めたい」と思うことがあったということです。すなわち、およそ、4人中3人の看護師さんに「離職意識」があるということになります。

また、2010年の調査では「仕事を辞めたい」と思うことがあった看護師の方は、79.3%であったことから今回の調査では改善しているようにみえますが、過去の2000年の調査では64.5%、2005年の調査では73.1%であったことを考えてみますと、悪くなっているわけで、75.2%という数字は依然として深刻なものであると言えます。

そして、「仕事を辞めたい」と思う主な理由を見ると、「人員不足で仕事がきつい」と回答している看護師の方が44.2%と最も多くありました。さらに、興味深いのは、ストレスの理由として「仕事の量の問題」と回答している看護師さんが最も多く、人員不足→長時間労働→悩みやストレスを抱える→仕事を辞めたいという構図となっていると思われます。

この長時間労働の実態を示す結果として、準夜勤務の休憩時間が「あまり取れていない」が40.7%、「全く取れていない」が7.0%、前年度の有給休暇の取得「5日以内」が33.7%、「10日以内」が70.2%、勤務が終わって次の勤務に着くまでの一番短い勤務間隔「4時間未満」が6.5%、夜勤勤務時間「16時間以上」が13.0%という早急に改善が必要な職場が多いことがわかります。

看護師の方の人員不足を解消することがすべての看護問題の重要な鍵となっていることがわかります。

また、それ以上に、過労死ラインにあたる、月60時間以上の残業をしている人が、253人いることがわかりました。これは、今すぐにでも、何よりも最優先事項として、残業時間軽減に取り組まなければならない、命にかかわる問題となっています。そして、その過労死ラインにいる方は、調査に応じることも出来ない場合が多く、実数は更に膨大であるとみられています。しかも、さらに、看護師さんの中で、やりがいを感ずる方が71.7%いるとの調査結果からわかることは、一方では、この責任感により残業時間の増大につながっているかもしれないことから、本人たちの自覚からの問題解消は期待できないことです。

その他にも、この調査結果から見えてきたこととしては、次のようなことがあります。

  • 母性保護の劣悪さ(妊娠経験者のうち約3割が夜勤・当直の免除を受けておらず、切迫流産は約3割と女性労働者平均の2倍近い数値である)
  • 所定外労働時間の3分の2が不払い労働で、不払手当の総額は回答者に限っても約3億円という驚くべき試算結果であった
  • 有給休暇の取得率の異常な低さや、休憩時間が取れないといった問題も含め、常態化する労働基準法違反が存在
  • 違反を違反だと指摘できない組織風土や看護部門の要求を受け入れない(あるいは要求することさえ抑圧する)経営体質が存在する
  • 患者や家族からのクレームに対するストレスに対して、クレーム対応やその処理を、クレームを受けた個人ではなく、組織全体で受け止めるという改善している組織の低さ
  • 7割の方が慢性的に疲労を抱え、強いストレスをもち、6割の方が健康に不安をもちながら、患者のケアにあたっている

そこで、当サイトでは、このような看護師の方の人員不足を始めとした、看護師の方が辞めたいと思う原因、対策等について、まとめたサイトになります。

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